講明(読み)コウメイ

デジタル大辞泉 「講明」の意味・読み・例文・類語

こう‐めい〔カウ‐〕【講明】

[名](スル)研究して物事意義本質をあきらかにすること。
外国との交際を―しないではかなわない」〈藤村夜明け前

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精選版 日本国語大辞典 「講明」の意味・読み・例文・類語

こう‐めいカウ‥【講明】

  1. 〘 名詞 〙 意義を説きあかすこと。また、十分に調べて、不明な点や疑問点を明らかにすること。
    1. [初出の実例]「出建仁山門䟽草本、而一々講明」(出典空華日用工夫略集‐康暦二年(1380)四月二日)
    2. 「六経を講明(カウメイ)するは教授本領なるは云までもなし」(出典:授業編(1783)四)
    3. [その他の文献]〔朱熹‐白鹿洞書院掲示〕

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普及版 字通 「講明」の読み・字形・画数・意味

【講明】こう(かう)めい

事理を考え明らかにする。宋・朱熹〔白鹿洞書院掲示〕熹、(ひそ)かに古昔賢の、人をへ學を爲さしむ以のるに、之れをして義理し、以て其の身を修め、然る後推して以て人にぼさしむるに非ざる(な)し。

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