賜はす(読み)タマワス

デジタル大辞泉の解説

たまわ・す〔たまはす〕【賜はす】

[動サ下二]《動詞「たま(賜)う」の未然形+尊敬の助動詞「す」から》「たまう」より強い敬意を表す。お与えになる。御下賜になる。また、補助動詞としても用いる。
「不死の薬に、また、壺(つぼ)具して、御使ひに―・す」〈竹取
「のぼり物し給ふなるを告げ―・せで」〈大和・五八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

たまわす【賜はす】

( 動下二 )
〔「たまふ」の未然形に、尊敬の助動詞「す」の付いたものから。「賜ふ」より敬意が高い〕
おさずけになる。お与えになる。 「後涼殿にもとよりさぶらひ給ふ更衣の曹司を他に移させ給ひて上局に-・す/源氏 桐壺
(補助動詞) 動詞の連用形に付いて、その動作の主を尊敬する意を表す。 「のぼり物し給ふなるを、告げ-・せで、といひたりければ/大和 58

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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