賢慮(読み)ケンリョ

精選版 日本国語大辞典 「賢慮」の意味・読み・例文・類語

けん‐りょ【賢慮】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 賢明な考え。
    1. [初出の実例]「懇篤其忠にあらはれ、賢慮神のごとくに速かなりけれ」(出典:十訓抄(1252)六)
  3. 相手、他人を敬って、その意見、思慮をいう語。お考え。おぼしめし。
    1. [初出の実例]「定害心歟之由、賢慮思食疑之間、為安全」(出典吾妻鏡‐治承四年(1180)九月二九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「賢慮」の読み・字形・画数・意味

【賢慮】けんりよ

御思慮。

字通「賢」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む