赤沢朝経(読み)あかざわともつね

改訂新版 世界大百科事典 「赤沢朝経」の意味・わかりやすい解説

赤沢朝経 (あかざわともつね)
生没年:?-1507(永正4)

戦国期の武将小笠原氏の庶流。法名沢蔵軒宗益。管領細川政元重臣として1499年(明応8)ころより活躍山城国槙島を本拠として河内畠山尚順・義英を攻め,大和において筒井氏らと対決した。一時政元と不和になったが許され,1507年京都で政元が討たれたことを聞き丹後より帰還しようとしたが,途中同地国人らの包囲を受け自害した。時に57歳であったとする説もある。
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関連語 村岡

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「赤沢朝経」の解説

赤沢朝経 あかざわ-ともつね

?-1507 室町-戦国時代の武将。
小笠原氏の一族。管領(かんれい)細川政元の重臣として,幕府料所河内(かわち)(大阪府)17ヵ所の給人や山城(京都府)上3郡守護代などをつとめる。永正(えいしょう)4年丹後(京都府)で一色(いっしき)義有(義季(よしすえ))と対陣中,政元暗殺の報をきき京都にかえる途中,宮津で一色方の国人一揆(いっき)に包囲され6月26日自害。通称源次郎。号は沢蔵軒宗益。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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