起絵(読み)おこしえ

精選版 日本国語大辞典 「起絵」の意味・読み・例文・類語

おこし‐え‥ヱ【起絵】

  1. 〘 名詞 〙 紙工作の一つ。口もとを広く、奥を狭くして、遠近をとったわくを作り、そこに切り抜き絵の建物樹木人物などを立てならべる。近世茶室などの立体設計図として行なわれたが、一般には子供の遊びとして、歌舞伎舞台面名所風景などを模して作るものをいう。多く夏の遊びとして行なわれた。立板子(たてばんこ)。立て絵。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「おこし絵に灯をともしけり夕涼」(出典:寒山落木〈正岡子規〉明治二九年(1896)夏)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む