コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

身分保障 みぶんほしょうguarantee of one's status

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

身分保障
みぶんほしょう
guarantee of one's status

本人の意思に反する地位の変動を法律上制限すること。公務員については,国家公務員法および地方公務員法分限を定めているが,国務大臣や政務官には,その性質上,身分保障がない。特別な身分保障がある者には国立,公立の大学の学長,教員など(教育公務員特例法5,6,8,9),労働基準監督官(労働基準法99),検察官(検察庁法25),人事官(国家公務員法8),公正取引委員会委員長および委員(独占禁止法31),検査官(会計検査院法8)などのほか,裁判官は憲法によってその身分保障が定められている(79,80条)。身分保障の強い場合には,法律上,定年制や任期制によって自動的に身分を失い,硬化を避ける工夫がなされているのが普通。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

身分保障の関連キーワード文官分限令・文官懲戒令公務員の身分保障検察官(司法)改正日本銀行法一般職・特別職阿部信行内閣司法権の独立収用委員会シュラフタ法廷通訳人北アジア史高野 孟矩人事院規則国際公務員戸水事件三好退蔵弾劾裁判中央銀行阿部信行分限免職

今日のキーワード

コペルニクス的転回

カントが自己の認識論上の立場を表わすのに用いた言葉。これまで,われわれの認識は対象に依拠すると考えられていたが,カントはこの考え方を逆転させて,対象の認識はわれわれの主観の構成によって初めて可能になる...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

身分保障の関連情報