精選版 日本国語大辞典 「車宿」の意味・読み・例文・類語
くるま‐やどり【車宿】
[1] 〘名〙
※権記‐長保二年(1000)四月一四日「賀茂祭也。明豪僧都車宿、高構レ棚。〈略〉為二見物一所二登居一女房道俗等乱落云々。〈略〉僧車宿已有レ制所レ禁也」
[2] (清水寺参詣者の車を置いたところから) 京都清水寺仁王門西北の旧地名。
くるま‐やど【車宿】
〘名〙
※一目玉鉾(1689)二「三田八幡〈略〉西に牛つかふ車宿(ヤト)」
※天正本狂言・宝買(室町末‐近世初)「たからくらべせんとて、打でのこづちかひにやる、かわりは車宿(くるまやど)にあるとゆふ」
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