辞賦(読み)ジフ

大辞林 第三版の解説

じふ【辞賦】

中国、「楚辞」の形に基づく、やや散文に近い韻文。戦国時代の楚に興り、漢代に発展し、宮殿の壮観、都城の繁華、狩猟の豪遊などを描いた。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の辞賦の言及

【中国文学】より

…この時期の文学を5項に分けて述べよう。
[辞賦]
 の韻文は漢代に入って急速に発達し,多数の作家を出し,成帝の世(在位,前33~前7)までに合計1000編近い作品が発表されていた。漢代の賦はおおむね2類に分かれる。…

【賦】より

…漢代に入ると,賦はしだいに《楚辞》的な世界から独立して,この時代を代表する特色ある文学様式として発展した。賦およびその系列に属する様式は,〈辞賦〉の名で呼ばれるのが一般だった。漢賦の初期の作者である賈誼(かぎ)の作品には,まだ《楚辞》的な抒情性のなごりがあるが,やがて叙事をこととする方向に大きく傾斜していった。…

※「辞賦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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