デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「辰巳屋惣兵衛」の解説 辰巳屋惣兵衛(初代) たつみや-そうべえ 1733-1821 江戸時代中期-後期の町人。享保(きょうほう)18年生まれ。任侠で知られる。安永3年江戸伝通院門前に茶漬飯(ちゃづけめし),田楽豆腐の店をひらく。祭礼で女装しておもしろおかしくおどることで人気をあつめ,天明8年には仮面をつけて巫女(みこ)のまねをしてまう狂言神楽を考案した。文政4年10月24日死去。89歳。姓は伊東。通称は平井辰五郎。 辰巳屋惣兵衛(2代) たつみや-そうべえ ?-? 江戸時代中期-後期の町人。初代辰巳屋惣兵衛の子とも娘婿ともいう。狂言神楽の芸をつぐ。全身の刺青(いれずみ)で有名であったとつたえられる。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例