辰星(読み)シンセイ

デジタル大辞泉 「辰星」の意味・読み・例文・類語

しん‐せい【×辰星】

天体総称。ほし。星辰
昔、時刻を示す基準となった明るい恒星。大犬座のシリウス星の類。
中国で、五星の一。水星異称
二十八宿の一。ぼう。そいぼし。

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精選版 日本国語大辞典 「辰星」の意味・読み・例文・類語

しん‐せい【辰星】

  1. [ 一 ] 五星の一つ。水星の漢名
  2. [ 二 ] さそり座のα星アンタレスのこと。大火(たいか)あかぼし。ほうねんぼし。

たちみ‐ぼし【辰星】

  1. ( 「しんせい(辰星)」の和名 ) 水星のこと。

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普及版 字通 「辰星」の読み・字形・画数・意味

【辰星】しんせい

水星。

字通「辰」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の辰星の言及

【水星】より

…古代には,夕方見える水星と明け方見えるものとは別の星と考え,ギリシアでは日の出前に見えるときにはアポロン,日没後に見えるときにはヘルメスと呼んだ。古代中国では辰星と呼ばれた。太陽からの最大離角はわずか28゜と小さく,太陽から離れないのでこの惑星は夜明け前か日没直後にしか観測できない。…

※「辰星」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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