近仗(読み)コンジョウ

デジタル大辞泉 「近仗」の意味・読み・例文・類語

こん‐じょう〔‐ヂヤウ〕【×仗】

近衛このえ次将中将少将)の異称

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精選版 日本国語大辞典 「近仗」の意味・読み・例文・類語

こん‐じょう‥ヂャウ【近仗】

  1. 〘 名詞 〙このえ(近衛)の次将(じしょう)」の異称。きんじょう。
    1. [初出の実例]「執翳(はとり)はて帳を八字にかかぐ。近仗(コンヂャウ)警蹕をそうし、図書主殿香をたく。典儀再拝をとなふ」(出典公事根源(1422頃)正月)

きん‐じょう‥ヂャウ【近仗】

  1. 〘 名詞 〙 宮中近くで、その警衛にあたる者。近衛武官
    1. [初出の実例]「節会〈略〉天皇出御〈着靴、近仗称警蹕〉」(出典:西宮記(969頃)一)

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