近藤利兵衛(読み)コンドウ リヘエ

20世紀日本人名事典 「近藤利兵衛」の解説

近藤 利兵衛(2代目)
コンドウ リヘエ

明治・大正期の実業家



生年
安政6年4月5日(1859年)

没年
大正8(1919)年4月21日

出生地
江戸四谷忍町

出身地
下野国(栃木県)

旧姓(旧名)
松熊

別名
幼名=岩吉

経歴
松熊林蔵の三男として江戸に生まれ、幼名は岩吉。幼時より奉公に出て、明治22年日本橋の洋酒問屋・先代近藤利兵衛(義兄)の養子となり、25年2代目となり家督を継ぐ。先代が発売元となった神谷伝兵衛醸造の蜂印香竄葡萄酒の販売で業績を伸ばし、大正7年店を株式会社に改組した。のち豊国銀行取締役も務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「近藤利兵衛」の解説

近藤利兵衛 こんどう-りへえ

1859-1919 明治-大正時代の経営者。
安政6年4月5日生まれ。明治22年東京日本橋の洋酒問屋近藤利兵衛の養子となる。先代が発売元になった神谷伝兵衛醸造の蜂印香竄(こうざん)葡萄(ぶどう)酒の販売で業績をのばした。豊国銀行取締役。大正8年4月21日死去。61歳。下野(しもつけ)(栃木県)出身旧姓は柏熊。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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