紀元前5、6世紀ごろのインドの仏教僧。仏陀(ぶっだ)(釈迦(しゃか))の十大弟子の一人。サンスクリット名はカーティヤーヤナKātyāyana、パーリ名はカッチャーナKaccānaまたはカッチャーヤナKaccāyanaという。詳しくはマハーMahā(「大」の意)の語をつけて、大迦旃延あるいは摩訶(まか)迦旃延と訳す。西インドのアバンティAvanti国の出身。仏陀の弟子となり、阿羅漢(あらかん)の悟りを得た。弟子のなかで、仏の教えを詳細に解説する第一人者(論議第一)といわれ、とくにアバンティ地方の伝道教化に大きな功績を残した。
[藤田宏達 2016年11月18日]
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