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逆推力装置 ぎゃくすいりょくそうちthrust reverser

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

逆推力装置
ぎゃくすいりょくそうち
thrust reverser

ジェットエンジンの尾部に装備し,逆向きの推力を発生させて航空機の着陸時の制動に利用する装置スラストリバーサともいう。ジェットエンジンは通常,後方のノズルから燃焼ガスを後ろ向きに噴射して推力を発生させる。この噴射流をノズルの後端でせき止め,横向きまたは前向きに噴き出して逆方向の推力を発生させるのが逆推力装置である。この逆推力の大きさは通常,正規の前進推力の 30~50%である。

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デジタル大辞泉の解説

ぎゃくすいりょく‐そうち〔‐サウチ〕【逆推力装置】

飛行機の着陸時に、エンジンのガスの流れを逆方向に変えてブレーキ働きをさせる装置。

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百科事典マイペディアの解説

逆推力装置【ぎゃくすいりょくそうち】

飛行機の滑走中に,推力前方に向けて制動力を発生させる装置。ジェット機ではジェット噴流を変向板によって前方に向ける方式が採用されている。プロペラ機の場合はプロペラの羽根のピッチを負(逆ピッチ)にすることで逆推力を発生させる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ぎゃくすいりょくそうち【逆推力装置 thrust reverser】

飛行機の着陸滑走中,飛行機の推力を逆方向,すなわち前方に向けて制動力を発生させる装置。飛行中のブレーキとして利用することもある。ジェットエンジンでは,正常運転時後方に噴出しその反力として推力を発生しているタービン排気やファン噴流の流れを,せき止めるとともに前方に噴出させる方式が採用されている。プロペラ機ではプロペラの羽根のピッチ角を負(逆ピッチ)にすることにより逆推力を発生できる。いずれもまずエンジンをアイドリング状態としてから逆推力装置の作動を完了させ,その後再びエンジン出力を増して大きい逆推力を得る。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

逆推力装置
ぎゃくすいりょくそうち

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