通蔵主(読み)つうぞうす

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「通蔵主」の解説

通蔵主 つうぞうす

?-1443 室町時代の僧。
後亀山天皇皇子とも,世明王(説成(かねなり)親王の子)の王子ともいわれる。嘉吉(かきつ)3年南朝の遺臣や日野有光らにかつがれ,弟金蔵主(こんぞうす)とともに京都御所をおそう(禁闕(きんけつ)の変)。神剣神璽をうばったが捕らえられ,四国へ流される途中,同年10月摂津大田で死去

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android