連晶組織(読み)れんしょうそしき(その他表記)intergrowth texture

岩石学辞典 「連晶組織」の解説

連晶組織

二種類以上の鉱物相相互に貫入し合った組織薄片で二種類の結晶の接合した境界直線や複雑な曲線などになる.複雑な境界線の場合に結晶は互いに組合うか重なり合っており,多分密接に互いに埋めあっている.普通はこれらの結晶は他形で,一方両方とも骸晶樹枝状放射状などとなる.数多くの結晶が同じ方向につながって一本の線状になった形状のこともいう[MacKenzie, et al. : 1982].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android