道玄(読み)どうげん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「道玄」の解説

道玄(1) どうげん

1237-1304 鎌倉時代の僧。
嘉禎(かてい)3年1月4日生まれ。二条良実(よしざね)の子。天台宗延暦(えんりゃく)寺の最守(さいしゅ)にまなび,灌頂(かんじょう)をうける。文永6年青蓮院(しょうれんいん)門跡天台座主(ざす)を2度つとめ,後宇多天皇の護持僧となる。大僧正准三宮(じゅさんぐう)。嘉元(かげん)2年11月13日死去。68歳。

道玄(2) どうげん

?-? 鎌倉-南北朝時代の僧。
大和(奈良県)東大寺戒壇院の凝然(ぎょうねん)(1240-1321)について真言,華厳(けごん)をまなび,華厳老僧とよばれた。通称は貞覚大享。号は貞覚。

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関連語 項目

普及版 字通 「道玄」の読み・字形・画数・意味

【道玄】どうげん

幽玄。

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367日誕生日大事典 「道玄」の解説

道玄 (どうげん)

生年月日:1237年1月4日
鎌倉時代後期の僧
1304年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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