遠山景晋(読み)とおやま かげみち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「遠山景晋」の解説

遠山景晋 とおやま-かげみち

1752-1837 江戸時代中期-後期武士
宝暦2年生まれ。幕臣。享和2年目付。文化元年長崎でロシア使節レザノフと交渉し,2年村垣定行とともに西蝦夷(えぞ)地を視察。9年長崎奉行,のち作事奉行,勘定奉行歴任。天保(てんぽう)8年7月22日死去。86歳。本姓永井通称は金四郎。号は楽土。名は「かげくに」ともよむ。著作に「遠山村垣西蝦夷日記」など。

遠山景晋 とおやま-かげくに

とおやま-かげみち

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

関連語 おやま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「遠山景晋」の意味・わかりやすい解説

遠山景晋
とおやまかげくに

[生]明和1(1764).江戸
[没]天保8(1837)
江戸時代中期の幕臣。左衛門尉。長崎奉行,作事奉行,勘定奉行を歴任。これより先,幕命により蝦夷地ロシア人との交渉にあたった。そのときの記録に村垣淡路守 (→村垣範正 ) とともに『西蝦夷日記』を作成した。

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