遠渓祖雄(読み)えんけい そゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「遠渓祖雄」の解説

遠渓祖雄 えんけい-そゆう

1286-1344 鎌倉-南北朝時代の僧。
弘安(こうあん)9年生まれ。臨済宗(りんざいしゅう)幻住派の祖。19歳で出家徳治(とくじ)2年元(中国)にわたって天目山幻住庵の中峰明本に10年間師事し,その法をつぎ帰国正中(しょうちゅう)2年郷里の丹波氷上郡(兵庫県)佐治荘にかえり高源寺をひらいた。康永3=興国5年6月27日死去。59歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android