遠道(読み)トオミチ

デジタル大辞泉 「遠道」の意味・読み・例文・類語

とお‐みち〔とほ‐〕【遠道】

長い道のりを歩くこと。また、長い道のり。「遠道を歩く」
まわり道をすること。また、遠まわりの道。「帰りに遠道をする」
[類語]迂回遠回り回り道寄り道

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精選版 日本国語大辞典 「遠道」の意味・読み・例文・類語

とお‐みちとほ‥【遠道・遠路】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 遠い道。はるかな道程。また、遠距離を歩くこと。
    1. [初出の実例]「人も皆とほみちゆけど草枕このたび許惜しきたびなし」(出典:貫之集(945頃)八)
  3. 普通よりも遠回りの道。また、回り道をすること。転じて、余計な手数をかけること。
    1. [初出の実例]「学生が所謂金策のために、遠道(トホミチ)を踏まなくても済むやうにしてある」(出典:雁(1911‐13)〈森鴎外〉一三)

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普及版 字通 「遠道」の読み・字形・画数・意味

【遠道】えんどう(ゑんだう)

遠方。唐・李白〔蜀道難〕詩 嗟(ああ)爾(なんぢ)の人 胡爲(なんす)れぞ來(きた)れるや 劍閣崢(さうくわう)として、崔嵬(さいくわい)たり

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