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適応指導教室 てきおうしどうきょうしつ

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知恵蔵の解説

適応指導教室

主として登校拒否の児童や生徒に対する指導を行うために、教育委員会が学校以外の場所、または学校の余裕教室等を利用して校内に設置している。児童や生徒の在籍校と連携しながら、個別のカウンセリング、集団での指導、教科指導等を行うもので、単に相談を行うだけの施設は含まれない。一定の要件を満たせば、指導を受けた日数を指導要録で出席扱いとできる。

(新井郁男 上越教育大学名誉教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

適応指導教室

不登校の児童生徒に対し、学校復帰のための指導・援助を行うため、教育委員会が学校以外の場所に設置する施設。教育支援センターとも呼ばれる。カウンセリングを通じた教育相談や教科学習の指導、自然体験や調理実習、ゲームなどのグループ活動も行われている。文部科学省の調査によると、全国に約1300カ所ある。昨年度の1年間に約1万5千人が指導を受けた。

(2015-11-06 朝日新聞 朝刊 教育1)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

てきおうしどう‐きょうしつ〔テキオウシダウケウシツ〕【適応指導教室】

不登校の児童・生徒に対する指導を行うために教育委員会が在籍校以外の施設に設置する教室。学校生活への復帰を支援するため、在籍校と連携しながら、個別カウンセリング、集団での指導、教科指導などを行う。教育支援センター。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

適応指導教室
てきおうしどうきょうしつ

不登校が長期化した児童生徒に対し、その学校復帰を支援するために相談、指導に携わる施設。1990年(平成2)に事業が始まり、2003年度(平成15)から正式名称を教育支援センターとした。子供は従来通っていた学校に籍を置きながら適応指導教室に通い、教科学習や運動、創作体験などを通じて、学校や社会への復帰を目ざす。適応指導教室は都道府県市町村の教育委員会が学校以外の場所に設置し、定員10人に対して少なくとも2人を目安に指導員を配置する。指導員は児童生徒の在籍校や関係機関と連携しながら、児童生徒それぞれの実態にあわせて、集団生活への適応や、情緒の安定、基礎学力の補充、基本的な生活習慣の改善などを目的に相談を受け、これに対する適応指導を行う。なお、適応指導教室に通った日数は、在籍校の出席日数として扱われる。2015年(平成27)における全国の適応指導教室はおよそ1300か所で、2014年度に指導を受けた児童生徒は約1万5000人であった。
 不登校児童生徒の数は、1990年代に急激に増加し、2013年度の小中学校の不登校児童生徒は11万9617人となっている。[編集部]

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