酒人内親王(読み)さかひとないしんのう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「酒人内親王」の解説

酒人内親王 さかひとないしんのう

754-829 奈良-平安時代前期,光仁天皇の第1皇女。
天平勝宝(てんぴょうしょうほう)6年生まれ。母は井上内親王(一説高野新笠(たかのの-にいがさ))。宝亀(ほうき)3年伊勢斎宮となり,6年退下。兄の山部皇太子(桓武(かんむ)天皇)の妃となり,10年朝原内親王を生む。「性霊集」には空海の代筆による弘仁(こうにん)14年付の遺言がある。天長6年8月20日死去。76歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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