山川 世界史小辞典 改訂新版 「アブー・アルアッバース」の解説
アブー・アルアッバース
Abū al-‘Abbās
723~754(在位749~754)
アッバース朝の初代カリフ。アッバース家の革命運動を後方から指導したイブラーヒーム・ブン・ムハンマドの急逝により,クーファでカリフに推戴された。ウマイヤ朝残党の掃討,過激シーア派の弾圧に尽力し,アッバース朝政権の確立に努めた。死後サッファーフの名をおくられた。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報