采色(読み)サイショク

デジタル大辞泉 「采色」の意味・読み・例文・類語

さい‐しょく【采色】

風采顔色。顔つき。「采色不定」
色どり。また、女性の美しい顔だち。

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精選版 日本国語大辞典 「采色」の意味・読み・例文・類語

さい‐しょく【采色】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「采」は姿、形の意 ) 風采と顔色。顔つき。〔荘子人間世
  3. ( 「采」は美麗の意 ) 美しい色どり。転じて、女性の美しい顔。
    1. [初出の実例]「弦歌の声は、耳を悦ばしめ、菜色(サイショク)の美は目を悦ばしめ」(出典談義本・田舎荘子(1727)中)
    2. [その他の文献]〔孟子‐梁恵王〕

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普及版 字通 「采色」の読み・字形・画数・意味

【采色】さいしよく

美しいいろどり。〔荘子、天地衣裳を垂れ、色を設け、容貌を動かして、以て一世に媚(こ)ぶ。而して自ら(だうゆ)と謂(おも)はず。

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