重力変化(読み)じゅうりょくへんか(英語表記)gravitational differentiation

世界大百科事典 第2版の解説

じゅうりょくへんか【重力変化 gravitational differentiation】

一般に重力値は地球上で観測される諸量のうちで最も恒常性の高い物理量であるとみなされているが,詳しくみると時間的に変動している。重力の潮汐変動はよく知られている現象であるが,そのほかに永年的な変動もあることが推定されている。その原因として,(1)万有引力定数の変化,(2)地球の形状質量自転速度の変動,(3)大局的な地球質量分布の変動,(4)地表付近での質量分布の変動,が考えられ,(4)には大気大循環,降水,地下水の移動,氷河の移動および融氷など気・水圏由来のものと,地震火山活動,浸食堆積,圧密,地殻変動など岩圏由来のものが考えられる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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