重層的(読み)ジュウソウテキ

デジタル大辞泉 「重層的」の意味・読み・例文・類語

じゅうそう‐てき〔ヂユウソウ‐〕【重層的】

[形動]いくつもの層にかさなっているさま。「文化重層的構造
[類語]マルチマルチラテラルマルチプル多面多元多面的多元的多角的多方面横断的複眼的包括的総合的統一的包括総括総合一括統合集約締めくく統一十把一絡ひとから一体化一本化

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「重層的」の意味・読み・例文・類語

じゅうそう‐てきヂュウソウ‥【重層的】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 いくつもの層が重なっているさま。また、いくつかの要素が組み合わさっているさま。
    1. [初出の実例]「歴史は重層的なものであって」(出典:砂川からブダペストまで(1956)〈堀田善衛〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android