野戦砲(読み)やせんほう

日本大百科全書(ニッポニカ)「野戦砲」の解説

野戦砲
やせんほう

野外の戦場で使用する各種の火砲の総称。砲床が固定されている要塞(ようさい)と異なり、移動が簡単で軽快な運動性をもち、発射速度の大きいことが特長。第二次世界大戦後は多種の火砲がつくられ、野戦砲という分類はされなくなっている。

[編集部]

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精選版 日本国語大辞典「野戦砲」の解説

やせん‐ほう ‥ハウ【野戦砲】

〘名〙 野戦に用いられる火砲の総称。人馬を目標とし、榴弾、榴霰弾、ガス弾などを主として使用する野砲山砲歩兵砲、山地榴霰弾、野戦加農砲、榴弾砲迫撃砲高射砲など。〔慶応再版英和対訳辞書(1867)〕

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世界大百科事典内の野戦砲の言及

【大砲】より

…旧日本海軍は高角砲と称した。 山砲分解して馬などの背に積載して運搬できるように設計された野戦砲。旧日本陸軍は口径7.5cmと10.5cmの2種類を装備し,7.5cmは6頭に,10.5cmは10頭の馬に分載した。…

※「野戦砲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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