野沢昌樹(読み)のざわ まさき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野沢昌樹」の解説

野沢昌樹 のざわ-まさき

1722-1800 江戸時代中期-後期武士
享保(きょうほう)7年生まれ。山県大弐(やまがた-だいに)の兄。五味釜川(ふせん)らに儒学をまなび,村瀬清右衛門の名で甲府与力をつとめる。兄が明和事件(1767)で死罪となったとき中追放となり,のち野沢と改姓し駿河(するが)(静岡県)で医学,儒学などをおしえた。寛政12年閏(うるう)4月7日死去。79歳。甲斐(かい)(山梨県)出身。本姓は山県。通称は一郎右衛門,豊後など。号は竜渚。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android