野狐三次(読み)のぎつね さんじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野狐三次」の解説

野狐三次 のぎつね-さんじ

同名の講談主人公
野狐模様の産着にくるまれ江戸浅草(せんそう)寺にすてられる。大工夫婦にひろわれ,成人して火消しとなり,背中に野狐の彫り物をする。「七の組」との喧嘩,養父の仇(あだ)討ちで男をあげ,実父が江戸南町奉行筒井伊賀守(いがのかみ)とわかる。晩年は「に組」の頭取となった。浪曲化もされた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「野狐三次」の解説

野狐三次
のぎつねさんじ

歌舞伎浄瑠璃外題
初演
明治36.11(東京演伎座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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