日本歴史地名大系 「金剣宮」の解説
金剣宮
きんけんぐう
鶴来市街の北東端に位置し、
古代以降、白山本宮との連合・対立の歴史が続く。安元二年(一一七六)七月一日、加賀国主の目代藤原師経を罰しようとする中宮三社に金剣宮が同意したとされる(「源平盛衰記」巻四)。延慶本「平家物語」によると、
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
鶴来市街の北東端に位置し、
古代以降、白山本宮との連合・対立の歴史が続く。安元二年(一一七六)七月一日、加賀国主の目代藤原師経を罰しようとする中宮三社に金剣宮が同意したとされる(「源平盛衰記」巻四)。延慶本「平家物語」によると、
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…手取川東岸に位置し,北西部には手取川扇状地が開け,東部は両白山地の山麓が占める。中心集落の鶴来は扇頂部に発達した谷口集落で,白山の本宮四社の一つ金剣宮(かなつるぎのみや)の門前町として発展,中世から市が立ち,酒造とタバコ生産が盛んであった。三宮は白山比咩(しらやまひめ)神社の門前町として栄えた。…
※「金剣宮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」