金子元臣(読み)カネコモトオミ

デジタル大辞泉 「金子元臣」の意味・読み・例文・類語

かねこ‐もとおみ【金子元臣】

[1869~1944]国文学者・歌人静岡の生まれ。国学院大学教授御歌所寄人よりゅうど。短歌誌あけぼの」を主宰。著「古今和歌集評釈」「枕草子評釈」「定本源氏物語新解」など。

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精選版 日本国語大辞典 「金子元臣」の意味・読み・例文・類語

かねこ‐もとおみ【金子元臣】

  1. 国文学者。歌人。静岡県出身。歌誌「あけぼの」を刊行。国学院大学教授。御歌所寄人(よりゅうど)。著「古今和歌集評釈」「完本源氏物語新解」「万葉集評釈」など。明治元~昭和一九年(一八六八‐一九四四

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20世紀日本人名事典 「金子元臣」の解説

金子 元臣
カネコ モトオミ

明治〜昭和期の国文学者,歌人



生年
明治1年12月1日(1869年)

没年
昭和19(1944)年2月28日

出生地
駿河国(静岡県)

別名
幼名=富太郎

経歴
独学で国文学を修め、国学院大、慶大教授などを歴任し「古今和歌集評釈」「枕草紙評釈」「完本源氏物語新解」など多くの注釈書を刊行した。明治25年「歌学」を創刊没後の昭和20年「金子元臣歌集」が刊行された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金子元臣」の解説

金子元臣 かねこ-もとおみ

1869*-1944 明治-昭和時代前期の国文学者,歌人。
明治元年12月1日生まれ。私塾で国文学をまなび,国学院大,慶大の教授となる。明治25年「歌学」,大正4年「あけぼの」を創刊・主宰。「古今和歌集評釈」「枕草子評釈」などおおくの注釈書を刊行した。昭和19年2月28日死去。77歳。駿河(するが)(静岡県)出身。歌集に「金子元臣歌集」。

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