金蚉(読み)カナブン

デジタル大辞泉 「金蚉」の意味・読み・例文・類語

かな‐ぶん【金×蚉】

コガネムシ科の昆虫体長約2.5センチ、体は楕円形で平たく、銅色・緑色・赤銅色などで光沢がある。日中に飛び、クヌギなどの樹液や腐った果実に集まる。日本中国朝鮮半島分布。かなぶんぶん。かねぶうぶう。 夏》

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精選版 日本国語大辞典 「金蚉」の意味・読み・例文・類語

かな‐ぶん【金蚉】

  1. 〘 名詞 〙
  2. コガネムシ科の甲虫。体長二・二~三センチメートル。長円形前方はせばまる。褐色または青緑色で油状の強い光沢がある。コガネムシに似ているが大きく、やや扁平。夏、クヌギ、ナラなどの樹液や熟した果実に集まる。本州以南に分布。かなぶんぶん。かねぶうぶう。《 季語・夏 》
  3. コガネムシ科の甲虫のうち、灯火に来るものの俗称。《 季語・夏 》

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動植物名よみかた辞典 普及版 「金蚉」の解説

金蚉 (カナブン)

学名Rhomborrhina japonica
動物。コガネムシ科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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