釜井村(読み)かまいむら

日本歴史地名大系 「釜井村」の解説

釜井村
かまいむら

[現在地名]猪苗代町長田おさだ

島田しまだ村の南に位置し、西は大在家おおざいけ村。川西組に属した。古く集落北西三町ほどの小丘の地にあったが、水の便が悪いため元和年中(一六一五―二四)今の地に移ったという(新編会津風土記・翁島村郷土史・猪苗代町史)。村の南を釜井川が東流する。昔、同川の川上に釜が一つあり、村民が取上げたが所有者が不明であったため泥中に埋戻した。


釜井村
かまいむら

[現在地名]東村釜井

新利根川沿岸にあり、東は伊佐部いさぶ村。戦国期は江戸崎えどさき(現江戸崎町)に拠った土岐氏の支配下に置かれたが、のち佐竹氏領となる(稲敷郡郷土史)。慶長七年(一六〇二)佐竹氏秋田移封後は天領となり、元禄郷帳の村高は四五〇石余。「新編常陸国誌」によれば、東西八町三〇間・南北二二町で、後口うしろぐちはらかみ・下・中里なかざと立切たちぎりなどの小名があり、新利根川の両岸には堤防が設けられていた。明治五年(一八七二)の高反別書上帳(坂元茂氏蔵)によると、村高四五〇石余、田三八町余、畑一五町余、百姓林五反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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