デジタル大辞泉 「釜石湾」の意味・読み・例文・類語 かまいし‐わん【釜石湾】 岩手県南東部にあるリアス式の湾。南は尾崎半島、北は馬田また岬に囲まれ、湾奥に釜石市がある。三陸復興国立公園の一部。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「釜石湾」の意味・わかりやすい解説 釜石湾かまいしわん 岩手県の陸中海岸南部にある湾。尾崎半島と馬田岬(またみさき)間にあり、湾口から西方に約4キロメートル湾入している。湾内の水深10メートル、広さ約4平方キロメートル。湾奥部の鎌崎によって、北の釜石港と南の平田港に分かれる。湾岸には釜石製鉄所の6万トン岸壁、税関、県水産技術センターや魚市場などがある。湾内はアワビ、ウニ、ワカメなどが豊富で、ワカメ、ホタテの養殖も行われる。大平(おおだい)地区の埋立てによる鉄工団地、石油配分基地の造成や津波被害から守る湾口防波堤が整備された(2009年3月完成)。[川本忠平] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例