デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鈴木九郎」の解説 鈴木九郎 すずき-くろう 1371-1438 室町時代の開拓者。応安4=建徳2年生まれ。紀伊(きい)熊野(くまの)の神職の子孫という。武蔵(むさし)多摩郡(東京都)中野郷,本郷周辺を開拓し,中野長者とよばれる。十二社(じゅうにそう)権現(現新宿区の熊野神社)をたて,のち出家し,成願寺のもとをひらいた。永享10年3月27日死去。68歳。法名は正蓮。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例