デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鈴木重義」の解説 鈴木重義 すずき-しげよし 1838-1903 幕末-明治時代の武士。天保(てんぽう)9年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。攘夷(じょうい)をうながす「戊午(ぼご)の密勅」降下事件の際,事態収拾に尽力。文久3年執政(家老)。禁門の変後京都で藩兵の指揮にあたる。慶応4年藩政回復の勅命をうけ帰藩,市川三左衛門ら藩内佐幕派をやぶる。明治4年水戸藩大参事となる。明治36年1月31日死去。66歳。通称は縫殿(ぬい)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例