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鉄十字章 てつじゅうじしょう Eisernes Kreuz

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鉄十字章
てつじゅうじしょう
Eisernes Kreuz

1813~1945年のプロシアドイツの武功勲章。 1813年のプロシア解放戦争で初めて制定され,普仏戦争と,第1次世界大戦で復活された。第1次世界大戦では,3階級に分けられ,最上級の者だけ襟首のすぐ下に下げられた。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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勲章・褒章がわかる事典の解説

てつじゅうじしょう【鉄十字章】

プロイセンから第二次世界大戦までのドイツで、戦功のあった軍人に授与された勲章。装飾を排したシンプルな鉄十字の意匠(いしょう)が特徴。現在は身につける佩用(はいよう)だけが認められている。通常の勲章とは異なり、大きな戦争のたびに制定され、最初はナポレオン解放戦争時の1813年にプロイセン王国のウィルヘルム3世が制定した。その後、普仏(ふふつ)戦争時の1870年、第一次世界大戦時の1914年にそれぞれ制定され、最後はヒトラーが第二次世界大戦の勃発した1939年9月1日に制定した。この4回を通じ、もっとも上位の大鉄十字章、下位の2級鉄十字章、1級鉄十字章の3種は共通していた。ヒトラーは第一次大戦で司令部伝令として活躍、2級そして1級の鉄十字章を授与され、生涯それを身につけていたといわれる。第二次大戦では、初めに大鉄十字章と1級鉄十字章の間に騎士鉄十字章が設けられ、さらに戦争が長期化するにつれ、騎士鉄十字章が5段階になるなど、数種の鉄十字章が加えられた。第二次大戦後勲章の授与は禁止されたが、ドイツ連邦共和国西ドイツ)では1957年に新たな栄典制度が制定され、ナチスの象徴で鉄十字章に彫られていたハーケンクロイツ(卍)を柏葉に変えた鉄十字章が授与者に配られ、その佩用は認められることになった。◇ドイツ語でEisernes Kreuz。

出典|講談社
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