デジタル大辞泉
「錦嚢」の意味・読み・例文・類語
きん‐のう〔‐ナウ〕【錦×嚢】
1 錦で作った袋。
2 《唐の李賀が、道を歩くときにも下男に1を持たせ、詩ができると入れたという故事から》詩稿を入れる袋。
3 他人の詩をほめていう語。
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きん‐のう ‥ナウ【錦嚢】
〘名〙
① 錦(にしき)でつくった袋。
② (中国、唐の李賀が道を歩くにも下男に①をかつがせ、詩ができるとその中に入れたという「
新唐書‐文芸伝下・李賀」などに見える故事から) 詩の
草稿を入れる袋。
詩嚢。転じて、他人の詩稿をほめていう語。
※松山集(1365頃)呈天龍和尚「才短吟多挑
二錦嚢
一。山中風景説難
レ当」 〔
梅堯臣‐答仲源太傅八日遺酒詩〕
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