鏡花(読み)きょうか

精選版 日本国語大辞典 「鏡花」の意味・読み・例文・類語

きょう‐かキャウクヮ【鏡花】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙(かがみ)にうつった花。見るだけで手に取ることのできないものにたとえる。→鏡花水月
    1. [初出の実例]「世界は色の世界である。いたづらに空華と云ひ鏡花(キャウクヮ)と云ふ」(出典虞美人草(1907)〈夏目漱石〉四)
    2. [その他の文献]〔庾信‐夢入堂内詩〕
  2. [ 2 ]いずみきょうか(泉鏡花)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「鏡花」の解説

きょうか【鏡花】

石川日本酒。酒名は、金沢市出身の文豪泉鏡花由来。アルコール度数は13%と低めで軽快な味わいの純米吟醸酒。「GOLD」と「DRY」の2種類がある。原料米は山田錦。仕込み水は自家地下水。蔵元の「福光屋」は寛永2年(1625)創業。所在地は金沢市石引。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

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