長連竜(読み)ちょう つらたつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長連竜」の解説

長連竜 ちょう-つらたつ

1546-1619 織豊-江戸時代前期の武将
天文(てんぶん)15年生まれ。上杉謙信に攻められたとき,父続連(つぐつら)と兄綱連(つなつら)が重臣に謀殺されたため家督をつぐ。織田信長に属し能登鹿島半郡をあたえられる。のち加賀金沢藩の前田利家(としいえ)の与力となり,大坂の陣などで活躍し,3万3000石を領した。元和(げんな)5年2月3日死去。74歳。通称九郎左衛門

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の長連竜の言及

【長氏】より

…能登の中・近世武家。始祖は長谷部信連(はせべのぶつら)。長の姓は信連の出生地遠江国長邑にちなむといい,また一説には長谷部の略称ともいう。信連ははじめ以仁(もちひと)王に仕えたが,後に源頼朝の御家人となり,能登国大屋荘(現,石川県輪島市)地頭となった。その没後,一族は同荘を中心に能登の各地に発展した。南北朝・室町期には守護の吉見氏,畠山氏の支配からは独立した立場を保持し,足利将軍家の奉公衆であった。能登畠山氏の戦国大名化につれて麾下に属し,続連・綱連らは重臣となり,穴水(あなみず)(現,石川県鳳至(ふげし)郡穴水町)を本拠とした。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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