デジタル大辞泉 「長部日出雄」の意味・読み・例文・類語 おさべ‐ひでお〔をさべひでを〕【長部日出雄】 [1934~2018]小説家。青森の生まれ。郷里である津軽に取材した小説を多く執筆。「津軽世去れ節」「津軽じょんから節」で直木賞受賞。太宰治の評伝「桜桃とキリスト」で大仏次郎賞を受賞。他に「鬼が来た」「見知らぬ戦場」「風雪平野」など。映画通としても知られた。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長部日出雄」の解説 長部日出雄 おさべ-ひでお 1934- 昭和後期-平成時代の小説家。昭和9年9月3日生まれ。雑誌記者,ルポライターなどをへて小説に専念する。昭和48年「津軽じょんから節」「津軽世去れ節」で直木賞,55年「鬼が来た―棟方(むなかた)志功伝」で芸術選奨,62年「見知らぬ戦場」で新田次郎文学賞。平成15年「桜桃とキリスト」で大仏次郎賞,和辻哲郎文化賞。故郷青森県津軽の風土に取材した作品がおおい。早大中退。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例