デジタル大辞泉
「閃かす」の意味・読み・例文・類語
ひら‐めか・す【×閃かす】
[動サ五(四)]
1 一瞬きらりと光らせる。「やいばを―・す」
2 ひらひらとひるがえす。「扇を―・す」
3 才能などをちらりと見せる。「知性を―・す」
[類語](1)輝かす・光らす
ひろ‐めか・す【×閃かす】
[動サ四]《「びろめかす」とも》ひらひらさせる。ひらめかす。
「宮の御文と捧げて―・す」〈宇津保・蔵開中〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ひら‐めか・す【閃めかす】
- 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 ( 「めかす」は接尾語 )
- ① きらきらと光らせる。また、ひらひらとさせる。
- [初出の実例]「此太刀を〈略〉ひらりひらりとひらめかし」(出典:虎明本狂言・磁石(室町末‐近世初))
- ② ひらめくように物を振る。刀など、きらめくものを振りまわす。
- [初出の実例]「いろいろの蝙蝠(かはほり)どもをひらめかしつかひたるけはひ、ありさま」(出典:栄花物語(1028‐92頃)音楽)
- ③ 才能などをちらりと示す。また、鋭いしぐさを見せる。
- [初出の実例]「憎げなる光線を眼より閃(ヒラ)めかし」(出典:露団々(1889)〈幸田露伴〉一三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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