閑官(読み)カンカン

デジタル大辞泉 「閑官」の意味・読み・例文・類語

かん‐かん〔‐クワン〕【閑官】

仕事の少ない、あまり重要でない官職官吏
「この人、―の昔、五部大乗経一字三礼に書き供養して」〈太平記・一三〉

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精選版 日本国語大辞典 「閑官」の意味・読み・例文・類語

かん‐かん‥クヮン【閑官・間官】

  1. 〘 名詞 〙 仕事内容の忙しくない官職。あまり、重要でない役目の人。閑職
    1. [初出の実例]「久在閑官仮景、不妨取以放遊頻」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)四・三月尽日即事〈藤原有信〉)
    2. [その他の文献]〔白居易‐答夢得秋庭独坐見贈詩〕

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普及版 字通 「閑官」の読み・字形・画数・意味

【閑官】かんかん

閑職。

字通「閑」の項目を見る

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