間接射撃(読み)カンセツシャゲキ

デジタル大辞泉 「間接射撃」の意味・読み・例文・類語

かんせつ‐しゃげき【間接射撃】

障害物があって、目標物に直接に火砲照準を合わせることができない場合、観測員からの指示に従って照準を合わせて砲撃すること。

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共同通信ニュース用語解説 「間接射撃」の解説

間接射撃

攻撃目標を直接見ないで撃つ間接照準射撃のこと。偵察部隊や衛星などの情報を元に計器に攻撃目標の位置といったデータを入力して発射する。迫撃砲のように長射程のものが多く、敵から攻撃しているところを見られないため反撃を受けにくいことや、山などの障害物を越えて攻撃できるメリットがあるが、命中率は下がる。拳銃小銃で敵を実際に見て撃つ直接射撃(直接照準射撃)の対義語

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精選版 日本国語大辞典 「間接射撃」の意味・読み・例文・類語

かんせつ‐しゃげき【間接射撃】

  1. 〘 名詞 〙 間接照準による射撃。
    1. [初出の実例]「間接射撃を以て、港内に向ひ威嚇砲撃せし後」(出典:東京朝日新聞‐明治三七年(1904)三月一一日)

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