間祝(読み)マイワイ

デジタル大辞泉 「間祝」の意味・読み・例文・類語

ま‐いわい〔‐いはひ〕【間祝(い)/万祝(い)】

意外な大漁があったとき、漁業主が漁師・関係者知人などを招いて祝宴を開くこと。まんいわい。
間祝い着」の略。

まん‐いわい〔‐いはひ〕【間祝(い)/万祝(い)】

まいわい」の音変化。

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精選版 日本国語大辞典 「間祝」の意味・読み・例文・類語

ま‐いわい‥いはひ【間祝】

  1. 〘 名詞 〙 意外の大漁のあった網元が、漁夫や関係者、知人を招いて祝宴を開くこと。通常、印(しるし)入りの手拭や染出しの漁衣などを配る。大漁祝い。まんいわい。〔風俗画報‐二二四号(1901)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「間祝」の意味・わかりやすい解説

間祝
まいわい

漁民が大漁を祝うこと。真祝とも書き,「まんいわい」ともいう。漁獲高が1万尾以上とか1万円以上とかの際,その数字に結びつけて名づけられたといわれ,またこの「ま」はしあわせを意味する言葉であるともいわれている。間祝には網元や船主酒宴催し赤帯赤手拭などを漁民に配る習慣が現在も続いている。

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