旺文社世界史事典 三訂版 「閔妃虐殺事件」の解説
閔妃虐殺事件
びんひぎゃくさつじけん
閔氏政権のロシアへの接近と,それによる日本の勢力後退を恐れた三浦は,日本守備隊・公使館員・大陸浪人などを集めて王宮に侵入,宮内大臣李耕植らを殺害したのち,閔妃を殺害して遺体を焼却した。これは当時国際的な問題となり,三浦らは日本での裁判で無罪とされたが,朝鮮国内では日本の侵略に反対する義兵闘争が始まった。
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