20世紀日本人名事典 「関根正雄」の解説
関根 正雄
セキネ マサオ
昭和・平成期の聖書学者 無教会新宿集会主宰;元・東京教育大学教授。
- 生年
- 大正1(1912)年8月14日
- 没年
- 平成12(2000)年9月9日
- 出生地
- 東京
- 学歴〔年〕
- 東京帝大法学部〔昭和10年〕卒,東京帝大文学部言語学科〔昭和14年〕卒
- 学位〔年〕
- 神学博士(ハレ大学)〔昭和19年〕,文学博士
- 経歴
- 塚本虎二の影響をうけ、18歳で無教会キリスト者となる。大学卒業後、昭和14年ドイツに留学、ハレ大学で学位を得る。33年日本聖書学研究所主事、39〜51年東京教育大学教授。のち、千代田無教会集会を経て、無教会新宿集会主宰。著書に「イスラエル宗教文化史」「古代イスラエル」などのほか、「旧約聖書」の翻訳がある。伝道者としては個人雑誌「預言と福音」を発行した。他に「関根正雄著作集」(全20巻 新地書房)など。平成6年個人で全訳した「新訳・旧約聖書」を刊行。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報