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阜新 ふしん

百科事典マイペディアの解説

阜新【ふしん】

中国,遼寧省北西部の都市。新義鉄路(新立屯〜義県)に沿い,瀋陽錦州の中間に位置し,露天掘の阜新炭鉱がある。付近の豊富な農畜産物の集散地で,近年鉱・工業の発達が著しい。

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世界大百科事典 第2版の解説

ふしん【阜新 Fù xīn】

中国,東北地区,遼寧省北西部の鉱山都市。人口83万(1994)。同名のモンゴル族自治県もおかれている。西は内モンゴル自治区に接する。漢代には遼西郡に属し,唐代は営州の地で,遼・金のときは同昌県に,元代は懿(い)州に,清代はトゥメト(土黙特)左翼旗に属していた。光緒年間(1875‐1908)阜新県がおかれ,1958年モンゴル族自治県となった。阜新市は1940年に設置。市域の阜新炭鉱は1897年(光緒23)採掘開始,1916年満鉄経営となり,解放後,機械化採炭が急速に発展した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

阜新
ふしん / フーシン

中国、遼寧(りょうねい)省北西部の地級市。5市轄区と阜新モンゴル族自治県、彰武(しょうぶ)県を管轄する(2016年時点)。常住人口181万9339(2010)。住民はモンゴル族、漢民族、満洲(まんしゅう)族、回族、朝鮮族などからなる。漢代は遼西(りょうせい)郡、唐代は営州(えいしゅう)、遼・金代は同昌(どうしょう)県に属し、元代の懿州(いしゅう)にあたる。清(しん)代はトウムド左翼旗に属していたが、清末に阜新県が置かれ、1940年一部を分離して市制を施行した。県は1958年モンゴル族自治県となった。
 阜新炭鉱を中心とする鉱山都市として発展した。阜新炭鉱は東北地区で機械化採炭を早くから開始した炭鉱として知られる。1897年に採炭が始まり、1914年(大正3)日本が採掘権を獲得、1916年に南満州鉄道株式会社の経営となった。日本の敗戦で国民党が接収したが、1948年解放された。年産1000万トン超の大炭鉱であったが、枯渇しつつあり、2015年は年産わずか72万トンであった。周辺ではコウリャン、アワ、大豆、ラッカセイ、綿花を産し、牧畜も盛んである。新義線(新立屯(しんりつとん)―義(ぎ)県)、大鄭(だいてい)線(大虎山(だいこさん)―双遼(そうりょう))が通じる。[河野通博・編集部]

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