防災集団移転

共同通信ニュース用語解説 「防災集団移転」の解説

防災集団移転

地震や洪水、土砂崩れ、津波などの災害で被害を受けた地域や、将来被災する恐れのある地域から集団で移住してもらう事業。国による促進事業は1972年に創設された。市町村は高台や内陸など安全とされる場所に宅地を整備し、国は市町村や住民に対して移転にかかる費用を補助する。国土交通省によると促進事業は延べ36市町村が活用したほか、東日本大震災では岩手、宮城、福島、茨城4県で計1万戸超の住宅が整備された。

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