防衛白書(読み)ぼうえいはくしょ

共同通信ニュース用語解説 「防衛白書」の解説

防衛白書

日本防衛現状課題、取り組みを国内外に周知するため防衛省が発刊する年次報告書。1970年に初めて刊行され、76年の2回目以降は毎年発行している。日本周辺を中心に諸外国の軍事動向や国際情勢を分析し、防衛省・自衛隊の活動を紹介。2023年版は昨年12月に策定された国家安全保障戦略など安保関連3文書の説明に重点を置いた。表紙題字も、3文書で防衛力中核と位置付けられた自衛官毛筆でしたためた。防衛省ウェブサイト閲覧でき、英語版なども刊行している。

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知恵蔵mini 「防衛白書」の解説

防衛白書

防衛省(旧・防衛庁)が毎年刊行している報告書。日本の防衛政策の基本方針や周辺国の軍事情勢について、国民理解を求めることを目的としている。1970年に第1回が発行され、76年の第2回以降は毎年発行されている。白書は防衛省のサイトでも公開されており、誰でも閲覧可能となっている。

(2013-7-12)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「防衛白書」の意味・わかりやすい解説

防衛白書
ぼうえいはくしょ

日本の防衛政策や,防衛省・自衛隊の現状について広く国民の理解を得るために防衛省が発行している白書。 1970年に初めて刊行され,1976年以降毎年発行されている。内容は,世界の軍事情勢,日本の防衛政策,日本防衛の現状と課題,国民と防衛,資料等に大別される。

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